調理器具を1日でも長く使うためには

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ただ洗うだけが手入れではない

煮沸消毒

ここからは、調理器具の殺菌方法について説明します。
調理器具を長く使用するためには、ただ丁寧に洗浄するだけではなく消毒して殺菌することが大切です。
消毒方法にはいくつかの種類が存在します。
ここでは、さまざまな消毒方法について説明します。

一つ目の消毒方法として、煮沸消毒が挙げられます。
煮沸消毒は鍋などに水を入れて温めます。
80℃程度まで煮沸し、その中に消毒するものを入れましょう。
煮沸消毒は、食器具や布巾などに用いると効果的とされています。

煮沸消毒の効果としては、ノロウイルスを防ぐことなどが挙げられます。
また、5分未満では効果が現れないことがあるため、80℃程度の熱湯に5分以上、食器具や布巾をつけるようにしましょう。

消毒用エタノールと次亜塩素酸ナトリウム

次に、消毒用エタノールでの殺菌方法について説明します。
消毒用エタノールでの殺菌方法としては、スプレーを吹きかけたりシートで吹き上げたりして、調理器具を拭きましょう。

効果が現れやすいのは70%~80%のエタノールとされています。
調理器具用の消毒液は、ほとんどが70%~80%のエタノールですが、調理器具用のものでない場合は濃度の確認をしっかりと確認しましょう。

次に、次亜塩素酸ナトリウムでの消毒方法について説明します。
次亜塩素酸ナトリウムは業務用の次亜塩素酸ナトリウム、もしくは家庭用の塩素系漂白剤を水で薄めると作ることができます。
家庭での消毒の場合には10mlの液と3Lの水を入れて、0.02%の溶液を作成するようにしましょう。
次亜塩素酸ナトリウムでの消毒には、カビの殺菌効果があります。


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